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来週で5ヶ月になるんですが、お、おなかが恐ろしいことに・・・!!
あまりのふくれっぷりにおそるおそる体重計に乗ってみたんですがとくに増えてはいませんでした。
ってことはこれは太ったんでなく、妊娠によるおなかでいいの・・・かな・・・?
とにかく普段から体型が気になっている自分にはガクブル状態です(((((;゚Д゚)))))
さて、なんとなく王ムギssが週1ペースになっているので今週分を書いてみました。
くどいようですがここは下書きで。
それは本当にささいな出来事。
軍儀盤に向かい合って座っているコムギの髪にゴミがついているのを王が見つけ、無意識にその頭の上に手を伸ばした。
するとコムギが怯えたようにびくっと身を縮めたのだ。
「…余が恐ろしいか」
そのほんの一瞬のしぐさはかなり王を不快にさせた。
人間に恐れられるのは慣れているはずなのに、コムギにだけはそう思われていると思っていなかったからかもしれない。
「へ、いえっ、ち、違うんです!」
声の調子からかなり怒らせてしまったと悟ったコムギは必死に弁解した。
「あ、あの、これはクセでして。いえ、というか条件反射というか、と、とにかく違うんです。申し訳ございませんっ」
どもりながらも一生懸命謝る。
頭の中はすでにパニックだ。
「どういうことだ?」
王の口調は相変わらず冷静で、やはりまだ多少怒りは感じるもののその静かな話し方が多少彼女の心を落ち着けた。
「はい、ワダすはこの通り鈍くさいので、よく家族や周りの人を怒らせたりイラつかせたりすてしまうんです。それで、その、ぶた
れることが多くて…」
コムギは小さいころから本当によく打たれた。
頭や顔を殴られたり打たれたりするだけでなく、蹴られたことも何度かある。
それが普通だったし、今更怖がる理由もないはずなのだが体は勝手に痛みを少しでも軽くすべく、反射的に身を縮めてしまうようになっていた。
それはもう、頭の上に手がくるだけでも反応してしまうほど日常的なことだった。
「な、なので決して総帥様のことを怖がるとかそのようなことは…」
「もうよい!」
(よ、余計機嫌を損ねてしまった?!)
言い訳をするコムギの言葉を途中で遮った王は明らかに最初より不機嫌になっていた。
自分の話が王を怒らせてしまったのだと冷や汗をかき、これ以上何か言って状況を悪化させてはいけないと口を閉じる。
もう泣きそうだった。
「良いか」
再び王はコムギの頭へ手を伸ばす。
わかっているのに身を縮めてしまう自分を止めることができず、申し訳なさと共に悲しくなる。
(あぁ、また怒らせてしまう!)
だが今度は王の手が止まることはなく、かるくコムギの頭の上に置かれた。
「?」
「ここではだれもそなたを打たない」
「あ…」
優しい声だった。
「その身を守ることはあっても傷つけることはない。覚えておけ」
「は、はいっ」
頭に置かれた手はかすかにコムギを撫でるように動くと離れた。
「う、あう…」
我慢の限界だった。
さっきまで悲しさで込み上げていた涙が今、喜びで溢れる。
「ありがとうございますうぅぅ!!」
大声を上げて泣くコムギに王は一言「こんなことで泣くな」と静かに言った。
このときの王様の心境も書くか悩み中。
あまりのふくれっぷりにおそるおそる体重計に乗ってみたんですがとくに増えてはいませんでした。
ってことはこれは太ったんでなく、妊娠によるおなかでいいの・・・かな・・・?
とにかく普段から体型が気になっている自分にはガクブル状態です(((((;゚Д゚)))))
さて、なんとなく王ムギssが週1ペースになっているので今週分を書いてみました。
くどいようですがここは下書きで。
それは本当にささいな出来事。
軍儀盤に向かい合って座っているコムギの髪にゴミがついているのを王が見つけ、無意識にその頭の上に手を伸ばした。
するとコムギが怯えたようにびくっと身を縮めたのだ。
「…余が恐ろしいか」
そのほんの一瞬のしぐさはかなり王を不快にさせた。
人間に恐れられるのは慣れているはずなのに、コムギにだけはそう思われていると思っていなかったからかもしれない。
「へ、いえっ、ち、違うんです!」
声の調子からかなり怒らせてしまったと悟ったコムギは必死に弁解した。
「あ、あの、これはクセでして。いえ、というか条件反射というか、と、とにかく違うんです。申し訳ございませんっ」
どもりながらも一生懸命謝る。
頭の中はすでにパニックだ。
「どういうことだ?」
王の口調は相変わらず冷静で、やはりまだ多少怒りは感じるもののその静かな話し方が多少彼女の心を落ち着けた。
「はい、ワダすはこの通り鈍くさいので、よく家族や周りの人を怒らせたりイラつかせたりすてしまうんです。それで、その、ぶた
れることが多くて…」
コムギは小さいころから本当によく打たれた。
頭や顔を殴られたり打たれたりするだけでなく、蹴られたことも何度かある。
それが普通だったし、今更怖がる理由もないはずなのだが体は勝手に痛みを少しでも軽くすべく、反射的に身を縮めてしまうようになっていた。
それはもう、頭の上に手がくるだけでも反応してしまうほど日常的なことだった。
「な、なので決して総帥様のことを怖がるとかそのようなことは…」
「もうよい!」
(よ、余計機嫌を損ねてしまった?!)
言い訳をするコムギの言葉を途中で遮った王は明らかに最初より不機嫌になっていた。
自分の話が王を怒らせてしまったのだと冷や汗をかき、これ以上何か言って状況を悪化させてはいけないと口を閉じる。
もう泣きそうだった。
「良いか」
再び王はコムギの頭へ手を伸ばす。
わかっているのに身を縮めてしまう自分を止めることができず、申し訳なさと共に悲しくなる。
(あぁ、また怒らせてしまう!)
だが今度は王の手が止まることはなく、かるくコムギの頭の上に置かれた。
「?」
「ここではだれもそなたを打たない」
「あ…」
優しい声だった。
「その身を守ることはあっても傷つけることはない。覚えておけ」
「は、はいっ」
頭に置かれた手はかすかにコムギを撫でるように動くと離れた。
「う、あう…」
我慢の限界だった。
さっきまで悲しさで込み上げていた涙が今、喜びで溢れる。
「ありがとうございますうぅぅ!!」
大声を上げて泣くコムギに王は一言「こんなことで泣くな」と静かに言った。
このときの王様の心境も書くか悩み中。
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