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ブログに書いていた王ムギをNOVELにUPしました。
すっご~~~く微妙な修正してますが、内容はほとんど変化ございません。
王ムギ話はここに一旦書いて、短いので枠を増やさず今ある欄に継ぎ足していこうかと思っています。
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かなり長い間メインの更新は止まっていたわけなのですが、その間もHPに来てくれている方がいたようでそれがとても今回の更新への励みになりました。
まだ見に来てくれている人がいる。
よし、体調も少し楽になったし書くぞ!!!みたいな。
本当に感謝しております。

その感謝の気持ちもかねて来週も更新しちゃうぞー!!!


ということで庵ちづるの続きを執筆中。
悶えながらがんばります♪
H×Hの23巻買いました。
王ってほんと、コムギに出会ってから劇的に変化したんですねー。
はっきりいってそれまでは何の魅力もなかtt(ゲフンゲフン

今現在人間側の影の薄いこと薄いこと。
王とコムギ、そして護衛3人組が完全に主役となっているような気がします。
もういいじゃん、主役入れ替えてさ、王様とコムギの恋愛模様書いていこうぜ!!
たぶん手を繋ぐまでにコミックス2冊分くらいの時間要するだろうし。(長すぎ)

三日後にジャンプ発売ですが、突入になるのかなぁ?
もっといっぱい王とコムギのやり取りと2ショット見たいのになぁ。
またおいしい1コマとかないかなぁ。
ドキドキドキ。
NOVELのところにKOF,頂き物のほかにOTHERの項目を増やして王ムギを載せようかなぁと画策中。
もち昨日のだけじゃさすがに短すぎるので王サイドのssも合わせて1話に。それでもめっさ短いですが(笑)
んで今後他にもKOF以外で好きなカップリング話を書いてUPできたらなぁと思います。

さっそく、昨日のコムギと対になる王サイド。なんか微妙にいまいちなんでUPするときは多少修正加えます。
KOF目当てで来てる方ごめんなさいね、たぶん連載の10週の間に王ムギ王ムギ言うの終わると思いますから!きっと・・・ふたり死んじゃうからさ・・・・凹




(余は…王。だが王とはなんなのだ)
生まれた時、自分はこの世で最上の、誰に従うことも許されない、そしてすべてを支配する至高の存在であるとすでに知っていた。
(名前無く、王というだけの存在であればそれはただの記号にすぎないではないか)
本当は彼にはキメラ・アントの女王である母がつけた「メルエム」という名がある。だがそれを聞いた者は女王を看取った配下ただ一人。
王もそしてその直属護衛の3人も知らなかった。
『総帥様のお名前は、何とおっしゃられるのですか?』
コムギの問いは、王に自分の存在について大きな疑問を抱かせた。
おかしい。
ずっとおかしい。
あのアカズの少女が来てからずっと余はおかしい。
すべては力、この世で自分以上の能力の持ち主はおらず絶対的な存在。
その完全なる存在の余がなにを戸惑うことがある。
あんなちっぽけで脆弱な存在になぜこんな心惑わされるのだ!
それは屈辱でしかない。
だから殺す…はずだった。
指一本で弾くだけでも目的は達成される、それは容易いこと。
それなのに。
(脆すぎるのだあれは)
そう、きっとそうだ。
たかが盤上競技とは言え、自分をことごとく負かした相手には違いない。そんな相手を自分の得意な分野で倒すのはプライドが許さない。
そうに違いない。
それ以外の理由などあってはならないのだ。
では鴉に襲われ、傷だらけになった姿を見たときのあの思いはなんだ?
こんな簡単に傷つき、下手すれば死んでしまう。
自分が助けてやらねば生きていけない。
これまでは奪うだけだった命。助けたのはあれが初めてだった。
そして守らなくてはいけないと思ったのも。
(この感情はなんなのだ!)
それは愛しいと思う感情。
だが、『王』は非情で強く賢くあるべきと生まれながら刷り込まれた彼に理解することはできず、コムギを思うときに起こる胸を締め付け苦しめる思いに今は苛立ちを覚えるだけだった。



>カジュウ様
来ていただいてありがとうございます♪
せめて連載の間はあの二人をめいいっぱい応援するつもりです><
王コムギをUPするよ!ここに!!
今週号のジャンプのある1コマで膨らんだ妄想。



(名前を…教えていただけなかった)
コムギの頭の中はそのことだけでいっぱいだった。
自分は軍儀だけがとりえのアカズ者。相手は一国の王、総帥様。
(聞かなければ良かった)
もしかしたら無礼と思われたかもしれない、そして嫌われた。
軍儀盤を前に一人座りながら、必死に涙を堪える。
(だって、戻ってきてくださらない)
早く打ちたい。
いったん勝負が始まってしまえばこんなこと考えずに済む、軍儀に集中して余計なことはすべて頭から消えるのに。
(総帥様…)
以前の国王と違い、新しい総帥はとても、コムギにとってとても優しい方だった。
自分を見下すことなく対等に扱ってくださる。怪我をすれば手をとって心配してくれた。
冷たいけど、優しい手。
忘れられない。感触もまだ残っている。
あんなふうに手を取り、しかも大切な客人と言ってくれた。
生まれて初めての衝撃とともにその大きな人柄に感銘も受けた。
こんな、早く、少しでも早く言葉を交わし、一緒に軍儀を打ちたいと思うようなことなどこれまでなかったのに。
周りに誰の気配も感じられず、遠くの音さえも聞こえない静寂のときが少女の思考をいたずらに煽った。
(もう二度とあんな失礼なことは聞きません。ただ軍儀だけを致します)
だからどうか戻ってきてください。
また、お相手をしてください。その優しいお声を聞かせてください。
堪えきれない涙が一粒ぽとりと、膝に置かれた彼女の手の甲を濡らした。




コムギかわいいよコムギ!!!
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